2024.05.23
爪とぎマーキング対策【blog】
猫ちゃんのマーキングは、主にスプレー(おしっこ)もありますが、爪とぎもマーキング行為なんです。
背伸びしてなるべく高いところでバリバリすることによって、体格の大きさを表しているのだとか。
壁紙やドア枠や柱などの木部分に爪とぎされると、なかなか修繕できなくて困りますね。
事前にカバーをして対策できればいいですが、家中というわけにはいきません。
しかし、実はお部屋の中にもマーキングされやすい場所というものがあります。
1. 部屋の出入り口になる扉や窓周辺
ここは自分の縄張りであると自己主張するため、空間の出入り口付近にマーキングをしたがります。
この部屋のようなシンプルな平面では出入口付近にしかマーキングの場所がないため、
このままでは壁紙やドア枠で爪とぎをされてしまいます。
2.壁の出隅
部屋の壁に出っ張りがあったりすると、この出隅がマーキング場所として目立ちます。
まさにこの出隅に、壁に貼るタイプの爪とぎや引っ掛けられないカバーをしておけば、
お部屋の治安が守られます。
◆ 爪とぎしてほしくない場所から意識をそらす
マーキング場所になりそうな壁はわかりましたが、
全てにカバーをして回るのはちょっと現実的じゃないですよね。
なのでまずは十分な数、そして猫ちゃんごとに好きな種類の爪とぎを用意することが重要です。
そしてマーキングされそうな場所付近に代わりの爪とぎを用意してください。
目立ちやすさで言ったら、爪とぎ柱もおすすめです。
爪とぎされてもよい古材を使ったり、柱を突っ張りにしてDIYしてみたり、
もともと目立つ柱があるなら麻紐を巻き付けて爪とぎにできます。
その先にステップがあれば、爪とぎ柱を登っていく猫ちゃんを見れるかも?
全部が全部、爪とぎによる被害を免れるわけではありませんが、少なくはできると思います。
猫ちゃんとの快適ライフの一助になれば嬉しいです。